2014年1月、よく冷えた朝。
前日降り続いていた雪は止んで、上質なゲレンデコンディションが想像できる。
気持ちは滑る方に引きつけられてるけど、そろそろ体を休めないとダウンしそうな予感。。。
思い切って休日にしてちょっと散歩してみることにした。
雪質はかなり良い。
ゲレンデは相当良さそうな気がする。。。
スノーシューもスキーもなく、ただ長靴で歩く。
圧雪された雪道の踏み心地が良い。
いつも生活している場所から少し入っただけだがものすごく静か
クロスカントリーを楽しむ外国人夫婦。
慣れた風なのでいつも滑っているんだろう。
なんだか素敵な空間。
季節は真冬。
生き物の気配は感じない。
ものすごく静かで何とも言えない神聖な雰囲気。
時折聞こえる木から落ちる雪の音が薄気味悪くも感じる。
疲れない程度に進んだところで折り返し見慣れたエリアに引き返してきた。
ちょっとした安心感。
普段は速いスピードで駆け抜ける雪の中。
このハイシーズンにゆっくり雪道を歩くことはあまりなかったように思う。
雪道散歩。
道具もスキルもいらないが、すごく贅沢な気分が味わえる。
今まで気付かなかったけど
自分の知らない雪山の魅力がここにはありそうだ。
2014年2月 text : kuma