2016秋・奥琵琶湖ワイルドエリアへ

2016年10月秋の奥琵琶湖。
毎年恒例のカヤックツアーへ向かった!

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ガイドをお願いしたのは、Truetureでも毎度おなじみの大瀬志郎さん。
http://trueture.net/guide/shiro/
奥琵琶湖マキノ海津にて、カナダ製フォールディングカヤック「feathercraft(フェザークラフト)」専門店「Granstream(グランストリーム)」を運営されているカヤックのプロ。
毎年、ゆるい感じで遊びに来る我々を温かい目で見守ってくださる、心優しい野人。

 

 

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「地図で今日のルートを確認」

いつものことながらプランも道具も大瀬さんにお任せ。向上心が無いのか、ただただプロに甘えているのか、おそらくその両方であるメンバーが集結してご迷惑をおかけしている。
今回は、「ちょっとロングで漕いでみましょか♪」との嬉しいご提案に二つ返事でやってきた。初めてのロングクルーズは、琵琶湖の先っちょから海津に向けて漕ぎ戻っていく20数キロのコース!ホントに大丈夫なのか。。。

 

 

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「準備体操は入念に!カヤック久しぶりの面々に動きの確認も兼ねてくれる大瀬さん」

元々は9月開催の予定だったが、今年の9月は台風連発で日照時間も記録開始以来最短だったとか。結果、延期延期で10月半ばの開催となった。しかし、10月とは思えない暖かい日和。風が少しあるのが気になるが全然問題なさそう!

 

 

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意気揚々と船を準備して、いざ!出航!!

 

 

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「爽快!スタート地点の高台から大瀬さんが撮影してくれていた♪」

「最高!」と言いたいところだったが、画像からは全く伝わってこない過酷な状況が素人たちを襲う。
風がめちゃくちゃ強い。。。漕いでも漕いでもカヤックが進まない。
ひとまず、画像右側に見える岬を回り込んだ岸に着岸し休憩することに

 

 

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なんとか到着。すでに結構疲れてる(^^;
大瀬さん曰く、「これ、普通なら中止ですね」(笑)

ここまでやってきて引き返せない素人たち。カヤックは素人だがスポーツにはちょっと自信がある!(スノーボードインストラクター4名。サーファーバスケットマンのイタリアンシェフ1名。)このまま漕ぎ進めてもらって状況で引き返してくるプランに変更。出来るだけ風、波の影響を受けない岸壁寄りのコースを進んでもらうことに。天国も地獄もすべては大瀬さんのさじ加減ひとつ。

 

 

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予定通り岸壁寄りの波風少ないコースを進み、陸路では行けない奥琵琶湖のワイルドエリアへと入って来た。途中、シカの鳴き声が大きく響いてきたり、渡り鳥の一団が飛び立ったりと、琵琶湖でありながらも人の気配のない自然の中に入り込んで来た雰囲気が伝わってくる。そして、大瀬さんが秘密基地?にしているキャンプエリアへランチ休憩に着岸した。

 

 

 

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着岸後散策♪
後輩が見つけてきたシカさん。ワイルドエリアです。

 

 

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悲しいかな、こんなところにやって来てもスマホをいじってしまう現代人。
facebookやらインスタやらの罠

 

 

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大瀬さんが入れてくれたコーヒーが冷えた体に元気をくれる。
なんなんでしょうねー、この美味しい感じ♪

 

 

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こちらは後輩が持ってきたパタゴニアのスープ。
菜園家やってる自分は、後輩に教えてもらったパタゴニアのこの活動がちょっと気になってる。
http://www.patagonia.jp/provisions

 

 

パタゴニア・プロビジョン:ツァンパ・スープ

 

年末にかけて上映会あるようなので行ってみようかと計画中。

 

 

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琵琶湖の背後の斜面には、昔は集落が広がっていたらしい。
日本海からの産物を京都に運ぶ中継地点として、燃料である蒔きや芝を刈りだす産業の場として、栄えていたと大瀬さんから聞いた。100年ほどの時間が流れて、陸路ではたどり着けない、人の暮らさない場所になっちゃった。。。

山の斜面に沿って段々に残る石垣が何となく儚さを伝えてくる。

 

 

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シカさんの上側発見!

 

 

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良い時間を過ごさせてもらった。
オートキャンプやオシャレなキャンプ場が流行している昨今。流行りの感じも全然楽しめるたちだが、自分はこっちの方が断然好きなスタイル!
こういうシーンに出会うといつも思うが、道具は最小限の方がありがたみがある。
今度はお泊りに来たい。

 

 

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さあ、しっかり休憩したところでカヤックを整えて

 

 

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リスタート!
後半も風波を考慮して岸沿いを進む。ある程度漕ぎ進んだところで追い風に乗って気持ち良く戻る予定!

 

 

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大瀬さんが漕ぎやすいルートを選んでくれたおかげでスムーズに気持ち良く漕ぎ進めることができた。
すごく静か。
時折シカが波打ち際までやってきてこちらを見てる。自分たちはシカを見つけて喜んでるけど、静かに近寄ると「ガサガサ」他の生き物の気配も複数感じる。たぶんこちらの方が観察されてるんだろう。

 

 

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帰還のためには風の強い沖の方へ出る必要があるが、その前に静かな場所でカヤック講習!
レベルアップのために大瀬さんが丁寧に教えてくれる。わかりやすい。
が、できるできないは別ね(^^;

 

 

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レクチャー終了後、風に乗って気持ち良く帰還☆

のはずだったが、
風と波に揉まれて沈没者続出。。。

結局、スタート地点まで戻れたのは5名中2名。それもほぼ日暮れ。
残りは、車が来れる岸までなんとか漕ぎ進めピックアップしてもらうことに。
10月夕暮れ時の水はやはり冷たかった(笑)

「自然をなめちゃいかん!」
そんな当然のことを身をもって再認識し、来年のリベンジを誓い終了。
大瀬さんがいないホントのワイルドエリアならどうなってたか。。。

ボチボチこなれてきたところだったので、
良い経験させていただいた今年のカヤックツアーだった。

 

 

2016秋カヤック・奥琵琶湖ワイルドエリアへ

 

 

※フェザークラフトカヤック生産終了のご案内
大瀬さんが専門店としてグランストリームで取り扱われてこられたツーリングカヤック「フェザークラフトカヤック」は、2016年12月をもって生産を終了されることとなりました。大瀬さんの手足となり共に人生をおくってこられたフェザークラフトが無くなるということに対して、どれ程の想いを感じていらっしゃるかを私が知ることは困難でありますが、今回の奥琵琶湖ワイルドエリアツアーの際にも、今後に向けた力強い言葉を伺うことができ、逆にこちらが勇気を頂戴することになりました。
フェザークラフトカヤック生産終了についてブログで案内されていますのでご確認ください。
http://oseshiro.hatenablog.jp/entry/2016/11/02/210604

 

2016年11月  text : kuma